御坊臨港鉄道
ワ207
/ワ200 206~210

b.
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国鉄

>入
ワ207/ワ200 (S25) *

ワ206/ワ200 と共に御坊臨港鉄道で最後まで残った貨車で、晩年は社線内の小口貨物輸送に使用されていた。「1950(S25)年に、10t積貨車5輌を購入」という記録があり、ワ206~210 がこれに該当するものと推測される。端板(妻面上端の枠)は明治期の古い貨車に見られる特徴で、車体のいたる所に綻びが生じているが未だ現役だ。修理を受けた荷扉を受ける支柱は未塗装。その後間もなく廃車になり、下回りを外されて紀伊御坊駅で倉庫となっていた。(編集部)

1964(S39).7.9
紀伊御坊

p. 風間克美 (地方私鉄 1960年代の回想)
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