北海道拓殖鉄道 ワブ1/ワブ1
開業時に用意された自社発注車。幅の狭い側梁にコマを履いた担バネ靴は昭和初期製造の貨車特有のもので、この時期に木製隅柱での新造車は非常に珍しい。2度にわたる車掌室拡張工事で、車掌室窓と妻面貫通扉が増設された。空気制動車掌弁設置車と思われるが終年「ワブ」を名乗っていた。(編集部)
1957(S32).5 新得 or 南新得
p. 前川 尚 (鉄道ファン半世紀) #0013_039