Japanese | English
Type
貨車の分類法

フリースタイルモデラーのアイディア帳を兼ねた、新型貨車出現までの "貨車の進化" を探るページです。

Box・Open・Tank・Hopper の 4カテゴリーを 1,2,3〜0 の10タイプに、横軸は 「ゴテゴテしていて古っぽい」 か 「シンプルでモダン」 かで、 c を中心に a〜e の5段階に分類しました。

OPEN / open の違いは、模型化する際に基本となる、「標準」 か 「ナロー」 かを実際のゲージにこだわらず、雰囲気で振り分けました。 自走式貨車を集めた Powered、特殊車輌や小物類の Others の分類はまだ大まかです。 
 
Box
側板 隅柱 側柱
1 縦張
2 横張
3 台桁支持
4 台枠支持
5
6
7
8 コルゲート
9 加工
0
■ 荷室
Open
側板
1 全幅開放
2
3 部分開放
4
5 固定
6
7 無し 荷役
8 非荷役
9 低床・吊掛・落し込み等
0 変態(有蓋)
━ 荷台
Tank
断面 専用種別 *1
1 柱体 一般
2 特殊
3 一般
4 特殊
5 一般
6 特殊
7 非柱体 一般
8 特殊
9 ガスタンク
0 他車種転用
● 液体をバルク輸送する貨車。
*1 化成品分類番号 *2 専用種別
一般 タンク車 31 石油類、アセトン、アルコール、トリオール、ベンゾール、メタノール 等 *3
32 揮発油→ガソリン
無し 牛乳、魚油、酒類、醤油、植物油、糖蜜、ノルマルパラフィン、パラフィン、フタル酸ジオクチル 等 *3
水運車、水・薬剤散布車
特殊 タンク車 3132無し 上記専用種別以外
303398 全て

化成品分類番号 20番台(高圧ガス) は ガスタンク として独立。
化成品分類番号制定以前に消滅した専用種別は、類似の専用種別で分類。
形式の変更無しに専用種別のみ変更された車輌や、変更後に製造されたロットは、最初(形式命名時)の専用種別で分類。
同一形式内に化成品分類番号有り・無しの専用種別が混在する場合は、有りの化成品分類番号で分類。
海外のタンク貨車で、日本に適当な専用種別が無い場合は、類似の専用種別に分類。
サムネイル掲載順 (Japanのみ)
一般:専用種別(石油類・ガソリン専用車を先頭に、以下アイウエオ順) > 形式。
特殊:化成品分類番号 > 専用種別(アイウエオ順) > 形式。
同一形式内に複数ロットを有する場合、Type分類内では収録車輌最若番号の形態で分類。
Wikipedia: 化成品分類番号

*2 1979
(S54) 年10月制定。
*3 未掲載の専用種別は、「旧型貨車保存図鑑」収録時に追加・分類。 
Hopper
荷室
1 底扉式 無蓋
2
3 有蓋
4
5 側扉式 無蓋
6
7 有蓋
8
9 タンク体
0 変態(傾斜床)
▼ 粉粒体をバルク輸送する貨車で、積込み口と取降し口を異にし、傾斜床と自然落下に依り荷降ろしする。
Hopper に含むもの
吸引式・圧送式・エアスライド式・スクリューコンベア式等で、自然落下に依らないものや、積込み・取降し口を共用するもの。
カーバイト専用車の平底を持つもの。
平底で床に排出口があるもの。
荷降ろし時に液体を注入し流動体で取り出すもの。
ダンプ式等、荷降ろし時にのみ傾斜床に変態するもの。
Hopper に含まないもの
床を∧形に改造したバラスト散布用無蓋車。
木材チップや小麦輸送用に、屋根に積込み口を設けた有蓋車。
トム1形・トム5000形・トム16000形 等の、下支持の排出用アオリ戸を持つもの。
サムネイル掲載順 (Japanのみ)
有蓋Hopper と タンク体Hopper のみ:専用種別(セメント専用車を先頭に、以下アイウエオ順)。
同一形式内に複数ロットを有する場合、Type分類内では収録車輌最若番号の形態で分類。
2018.1.29