IR (Indian Railways) - Vadodara (Baroda) division India 762mm
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グジャラート州、ヴァドダラー(旧名 バローダ)周辺に残るナローラインは、かつて日本に私鉄建設ブームがあったように、インド各地のマハラジャ達が、競って鉄道事業に乗り出した頃の遺物といえます。ヴァドダラー周辺の最初の敷設は1862(文久2)年と大そう古く、そのうちの幾路線かは改軌され、インド国鉄ブロ−ドゲ−ジ網に取り込まれていった。国鉄のナローラインはまだ各地に残っているが、これだけ密集して現存している地域は他に例が無い。国策として、「現存路線の存続 → ブロードゲージ化」というものがあって、今のところ廃線はそう多くは聞かない。ただ、併走するバスに完全にその座を譲り、朝夕各1往復のみの運行といった路線も珍しく無く、遅々として進まない改軌工事を目の当たりにして、こうした状況がこの先長く続くとはとても思えない。

地図は、IRFCA(インド鉄道ファンクラブ協会)のデータから作成したもので、2007年7月発行のインド国鉄時刻表 "Trains at a Glance" に添付されていた Route map とでは、多少ルートに違いがみられる。共に 2000年頃のデータと思われる。
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Dabhoi jn.

Petlad jn.

IRFCA: 軍事上の理由から鉄道の撮影が禁止されているインドで、実に多くの投稿画像が寄せられている。